小伝馬町の社長のつぶやき

「大山顕・石川初・渡邉英徳のマッピングナイト4」に行ってきました #mpn4

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ひょんな偶然も作用し、地図を題材にしたイベント「大山顕・石川初・渡邉英徳のマッピングナイト4」に行ってきました。固定客をガッチリつかんでいて、知る人ぞ知る良イベントの匂いを感じ取ってきたので、簡単ですがレビューをしてみるよ。

○第1部:自己紹介という名のコンテンツ紹介
今回、私はマッピングナイト初参戦だったのですが、根強い支持者がいるようで、大山さんが挙手を求めると会場の半数以上がリピーターであることが判明。「マッピング」という共通ワードでくくられているものの、大山さん、石川さん、渡邉さんとそれぞれカラーが違う為、参加者の属性もさまざまと言ったところのようです。「そこまで言うか! 」ホリエモン、ひろゆき、勝間和代にみられるように、バランスの良い鼎談というのは非常に楽しいものなのです。

さて、第1部は、本イベントの冠になっているお三方の自己紹介も兼ねた、マッピングナイトのコンテンツ紹介も兼ねておりました、これは非常にわかりやすく、初参加の私にもすっと入っていくことができました。
以下、お三方の紹介と簡単なお話しされた内容。

登壇者の名前 ざっくりとした内容
大山顕さん
@sohsai
ご存じ、住宅都市整理公団総裁。「ダム」や「工場」、「団地」クラスタでは、とても有名。今回は、地図上の境界線を物理的にも引いたら面白いよねとtwitterで突発的に参加者を集う。集まった参加者をボーダーズと命名し、夜の街にて千代田区中央区の境界を引いたことを紹介。
石川初さん
@hajimebs
twitterでは、駄(洒落)ツイートでおなじみの石川初さん。GPSを使った日常の移動ログや猫につけた猫ログなど、同じ環境においても人間の移動ログが社会的なインフラ(道路とか)に束縛されているのに対し、猫が描くよりフリーダムなログとの対比が面白かったです。
渡邉英徳さん
@hwtnv
Google Earthを活用して資料をマッピングしながらアーカイブする。「Nagasaki Archive」をはじめとした歴史的なアーカイブを紹介。ARを使って、過去のログを現在地と対比した試みは、まさしく正しい技術の使い方。Google Earthは、ただの地球儀ツールではなかったのでした。実はお子さんのアーカイブの話にツッコミが集中していたのは秘密です。

○第2~3部:過去の黒歴史と未来の黒歴史の鮮やかな対比が!
2部では、地理人さんによる「空想地図」に関するお話。空想地図とは、まったくの架空の都市の地図が地理人さんのインスピレーションによって書き起こされたもので、その歴史は1992年まで遡ります。架空の街がバス路線図やマップルなどのフォーマットにのっとって描かれていくのです。架空の地図なのにもかかわらず、このフォーマットのこだわりも魅力を加味しているといえるでしょう。

3部は、『Google Earthをもちいた「架空旅行紀」』について。渡邉さんの研究室の学生が作成した架空旅行記についてプレゼンテーション。登壇者の的確なツッコミもさることながら、学生の課題がイベントのコンテンツになるのが素晴らしいのです。

何がすごいかというと、2部~3部は、全部架空の地図にまつわる話であったことです。偏った熱意が面白さの源となり、現実よりも良質なコンテンツとして成立させている現実がある。過去の黒歴史である「空想地図」がコンテンツとしてイベントを盛りたてるように、『Google Earthをもちいた「架空旅行紀」』は未来の黒歴史になっていくに違いありません。時間軸にマッピングされた過去と未来の黒歴史ナイト、軸が間違っているような気も知れませんが正しく黒歴史を堪能できたような気がしました。

○まとめ
マッピングナイト、非常に高度なイベント運営をされているなぁと感じました。「ゆるさ」と「わかりやすさ」が同居していて、たくさんの固定ファンがいるのも納得しました。なんといっても、コミケと東京湾花火大会という正と負の2大コンテンツのオーラが乱れ飛ぶお台場に参戦し、後ろで花火が打ち上がっているのにもかかわらず、誰も感心を示さないという静かなマッピングナイトの支持者達こそ、このイベントの特異性と面白さを伝えているのではないでしょうか?来年もぜひ足を運びたいものです。

○参考
・togetterまとめ| 大山顕・石川初・渡邉英徳のマッピングナイト4 #mpn4
http://togetter.com/li/354155

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